STEP 1 ラフから線画 Pixiv底辺新卒中層によるCG講座
Pixiv底辺新卒中層の卒業(Pixiv評価500点越え)を目指す。
ラフ SAI キャンパスサイズ B5 600DP(4299×6070) 鉛筆 サイズ 16ピクセル 手ぶれ補正 3
線画 SAI 鉛筆 サイズ 9ピクセル 直線のみphotoshopのパスツール ハードブラシ 9ピクセル
ラフを描く
とにかく、描く少しでもおかしい感じたらレイヤーの透明度を下げて、レイヤーを新たに作り
重ねて描いていきます。
自分が考えるに、絵がうまい下手は、絵の才能という小屋の空間の使い方の善し悪しだと思う。(これは、シャーロックホームズのセリフのパクリです。)
絵が下手な人は、影のつけ方とか、手の関節の位置、筋肉の流れとかの知識がごちゃごちゃに小屋にしまわれていて、絵を描いているときに知識を引き出せないし、その知識も正確ではない。
絵がうまい人は、正確な知識がコンパクトに、さらに整理してしまわれているため無意識にうまい絵が描ける。(さらに小屋に余裕があるから、発想とかいろいろ詰め込める。)
では、自分のように下手な絵師はどうするのか。
逆に考えるんだ、知識なんて捨てちゃえばいいさ、と。
意識して描いているつもりでも、人が意識して描ける量は無制限ではないので
一回リセットします。(PCでタスク管理してメモリの空き容量を増やすようなもの)
絵がうまい人は、脳内ですべてできるのだと思う。
下手な人はどうするか、レイヤーの透明度を下げて、新しくレイヤーを作り上から描いていきます。
こうやって、一度クリアすることによって脳がパンクするのを防ぎます。(結局、上達するには意識して描いていたことを、いかに無意識で描けるようにするかということ。)
下の図だと、最初に等身のバランスを一番に考えて描き、新しいレイヤーを作って関節の位置
を気を付けて描き、また新しいレイヤーを作り筋肉の付き方からボディーラインを気を付けて描き・・・。
とにかく難しいことは、分割して考えるは基本です。まぁうまい人なら一発で描けるんだろうけど。
ラフから線画へ
今回は、10個に分けてあって上から
カーテン、眉、髪、首飾り、表情、体、ガラステープ止め、ガラスひび割れ、背景、遠景に分けてあります。脱ぎ脱ぎするときは服もパーツごとに分けています。
基本、レイヤーの順番は上から、画面手前パーツから奥のパーツへ、または体に近いパーツ(表情、髪、眉)から離れたパーツ(上着)へ
ただ、眉だけは髪より上のレイヤーに配置してます。(表情を表すパーツとして眉は重要と考えているため。)
ロングヘアーだといろんなパーツに重なるので、見やすくするために色を変えておきます。
シワは、生地が引っ張られる方向を意識してを入れていきます。しわにおけるプレートテクトニクス
のちょとした応用です。(どやぁ)
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